triptimes

現地スタッフによる伊豆の観光情報メディア

伊豆高原

大人気!波の力で自然にできたポットホールはここ「城ケ崎海岸」(伊豆高原)

投稿日:2019年11月2日 更新日:

いがいが根入口
Photo by triptimes

ジオパーク伊豆のメッカである城ケ崎は、この夏休みに行ってみたい場所です。地球の大自然を体感できるスポットです。心地よい海風も感じられます。自然が作り出したまん丸の岩、噂の「ポットホール」はここにあります。

 

【1】城ケ崎海岸がお薦めの3つの理由

⑴大室山から噴火した溶岩が流れ出る事によって、独特な地形を作り上げた代表的なジオパークポイントです。

⑵打ち寄せる自然の波と岩という自然が作り上げた「ポットホール」は、1見の価値あり。

⑶城ケ崎ウォ―キングコースは、自然の緑と海を眺めながら歩く素敵なコースです。

 

【1】対島の滝の展望台

地上約17mにある展望台からは、伊豆七島や天城連山が一望できます。城ヶ崎海岸駅からは徒歩15分~20分ぐらい、車でも少しわかりにくいですが素敵な場所です。有料駐車場は15分間無料です。

門脇埼吊橋は長さは短いですが、周りの岩場の絶壁に打ち寄せて砕ける波しぶきは迫力満点、見ごたえがあります。

対島の滝は、対島川の清流が直接城ケ崎の海へ流れ落ちている珍しい滝です。水量が多い時でないと滝にはなりません。これからは、安全に対島の滝を眺めることができますので、近くにある橋立吊り橋や大淀・小淀などとともにお薦めのスポットです。

対島の滝は、伊豆高原駅から徒歩で15分から20分位です。駐車場は、橋立吊橋駐車場(無料)や伊豆高原駅周辺の駐車場(有料)が便利です。

 

【2】お薦めの散策スポット

大淀・小淀(おおよどこよど)

ここの地名の由来である汐だまり(海にできた池のようなもの)「大淀・小淀」があります。地元では、昔から天然プールとして子どもの遊び場だったそうです。夏になると、富戸八幡野など地元の子供達が遊びます。地元以外の方には余り知られていない絶好の遊び場です。

約4000年前の大室山噴火によって流れ出た溶岩によってつくられた大自然の成果物「城ケ崎」ですが、この大淀・小淀のある場所は、柱状節理の姿や溶岩の様々な形など
自然のエネルギーの強大さと、自然の造形美の両方を見ることのできる景勝地になっています。

そして汐だまりに生息する生物の観察も楽しいです。シュノーケルを持って遊びに行きましょう。高波には充分に気をつけて下さい。

海岸からつり橋が見えていますが、長さ60m・高さ18m・定員20名の橋立つり橋です。

意外と知られていないのですが、城ヶ崎海岸のもうひとつのつり橋です。こちらは結構ゆれます。もちろん安全ですが、つり橋好きの方にはおすすめです。

城ヶ崎ピクニカルコース「門脇吊橋」

伊豆高原の景勝地、城ヶ崎海岸でお薦めと言えばまず「門脇つり橋」です。高さ約23mのスリル満点の門脇つり橋へは、城ヶ崎門脇駐車場から歩いてすぐです。

スリル満点のつり橋
photo by triptimes

城ケ崎ブルース・雨の城ヶ崎 歌碑

1968年、城ケ崎ブルースは、黒沢明とロス・プリモスによって謳われました。門脇吊橋の近く(灯台の反対側)に城ヶ崎ブルースの歌碑があります。門脇埼灯台の真下には、城ヶ崎演歌の第二弾である「雨の城ヶ崎」の歌碑もあります。

昭和61年(1986年)星野哲郎氏によって作詞され、伊東出身の関野幾生氏が作曲しました。歌謡グループ「ロス・プリモス」によって歌われました。この歌碑は同年2月建てられました。

 

【3】いがいが根

いがいが根から大島を望む眺め
Photo by triptimes

いがいが根は城ヶ崎海岸の中でも180度の展望が楽しめる溶岩の広場で、溶岩が沖へ向かって流れ出した様子を示した「溶岩じわ」が山脈のように続いています。自然の雄大さを感じられるワイルドな場所です。

 

【4】城ヶ崎自然研究路

自然研究路の歩きやすい遊歩道
Photo by triptimes

その昔、大室山の噴火で溶岩が海岸に流れ出して、大小無数の岬が作り出されました。波の浸蝕で、数十メートルの絶壁もできました。伊豆七島を一望できて、美しい天城連山が眺められます。岬の形は「千変万化」という名前が付いています。

海岸線に沿って市の天然記念物「ヒメユズリハ」をはじめ、ヤマモモの大群落などが密生して、男性的な風景になっています。

(1995年富士箱根国立公園指定)岬に沿って、ピクニカルコース(約3km)と、自然研究路(約6km)があります。

自然研究路への入口には日蓮聖人ゆかりの蓮着寺があります。境内には天然記念物であるヤマモモが自生しています。コース中には、日蓮聖人が伊豆に流された時に置き去りにされたと伝えられている、俎岩を見ることができます。自然研究路にも長さ60メートル・高さ18メートルの海のつり橋があります。

 

【5】自然が作り出した真丸の石「ポットホール」

これも一つのポットホール
Photo by triptimes

城ヶ崎海岸は、約4000年前に、大室山火山溶岩流によって形成されたものです。延長9kmの磯浜には、大小さまざまなポットホールがあります。

ポットホールとは日本語で甌穴(おうけつ)と呼ばれます。岩石が川の水流によって動き回り、河床にできた穴のことを指します。珍しくとても貴重な「かんのん浜ポットホール」は、直径1.2mの甌穴の中に、この甌穴を作った岩石が完全な球体となっています。

ポットホールがある「かんのん浜」
Photo by triptimes

直径約70cmの大きさで、ボウリングのボールよりも一回り大きく、珍しく貴重なものだそうです。このポットホールは、岩盤の亀裂部分にあった岩石が、波の大きな力によって突き動かされ次第に動きながら沈み込み、甌穴と球体を作っていったものです。

現在でも球体は動き続けていることから、甌穴は下に広がり、球体自身も少しずつ小さくなっていっています。

繰り返す波で直径約70cmの球体に削られたポットホール
Photo by triptimes

 

【6】大室山の噴火が作り出したジオパーク

柱状節理と波によって出来た独特の岩Photo by triptimes

大室山から海に流れ込んだ溶岩で、複雑な地形となった城ヶ崎海岸。その北部の門脇埼付近は、溶岩流の構造や地形形成のメカニズムを見る格好のポイントで、つり橋からは溶岩が冷える際に生じた柱状節理や、すでに冷えて固くなった表層を破壊しつつ溶岩が流れた経過を見てとることができます。

宇根は富戸海岸の溶岩地形を一望できて、江戸城のために用意されたという築城石で知られています。城ヶ埼海岸南部には、テーブル状溶岩のいがいが根がお薦めです。

岬には「かどかけ」、「ずがね」と変わった名前がついていますが、これらの名前は、江戸時代から行われていたボラ漁の漁師たちがつけたものと言われています。「ばったり」という変わった名前は、旅人がばったり倒れたところから名前が付いているそうです。

繰り返す波によって出来たという岩肌
Photo by triptimes

遊歩道は約4000年前の大室山の噴火によって流れてきた溶岩やそれに乗って流れてきた火山岩ですが、ずいぶん形や色に違いがあるものです。

 

【7】ぼら漁の小屋「ぼら納屋」

昭和39年まではぼら漁の根拠地として使われていたところでしたが、今は食事処として使われています。ここから見えるのが魚見小屋です。ぼら漁の見張り場、司令塔の役目を果たしていたとされています。静岡県の有形民俗文化財に指定されています。

 

【8】釣りのメッカ「城ケ崎」

大室山が噴火した時に溶岩が海へ流れ出て出来た海岸
Photo by triptimes

東海岸は、伊豆の富戸から八幡野、赤沢まで続く綺麗でダイナミックな海岸で様々な釣り場があります。メジナ、イサキ、石鯛、ヒラマサ、マダイ、カンパチ、イナダなどの高級魚が釣れます。

伊豆城ヶ崎地磯「まえかど」は、磯が高くカゴ釣り、石鯛、ブダイなどの魚影が濃く、平日でも釣り人が来る人気スポットです。城ヶ崎地磯 まえかどは、ぼら納屋駐車場から近く行きやすい磯です。ゴロタと高い磯があり、どちらもカゴ釣りがメインです。

南西、西風の裏になるのでしのぎやすいです。水深7m前後で、イサキ、メジナ、石鯛、ブダイ、ヤリイカが釣れます。定置網が移動してしまい、イサキが少なくなってしまったそうです。

伊豆城ヶ崎の人気の磯「カドカケ」釣り座は低いのでフカセがやりやすい釣り場で、とてもきれいな磯で気持ち良い場所です。

城ヶ崎地磯 かどかけ

門脇灯台駐車場から近く行きやすい磯で、釣り座は低いのでフカセが釣りやすい釣り場です。風に弱いので注意が必要です。水深5m前後で、メジナ、イサキ、石鯛、ブダイが期待できます。

 

【9】潮騒と歴史

いがいが根入り口
Photo by triptimes

城ヶ崎海岸は、天城山系の溶岩が海になだれ込んでできたリアス式海岸です。ここには日蓮上人ゆかりの史跡や、頼朝と八重姫の子千鶴丸が流れ着いたとされる伝説が残されています。富戸から城ヶ崎海岸へと海岸線には遊歩道が整備され、ピクニックコースとして四季折々の自然を楽しむ観光客で賑わいます。

城ヶ崎海岸第一の景勝の地、門脇岬の灯台の下の芝生に寝そべると、ちょうど船に乗った感じを受け、ひとときの自然の不思議さを感じます。

門脇灯台は、昭和35年に建設されましたが、平成7年5月には展望台付きの灯台に生まれ変わりました。

新灯台は地上24.9mの高さです。地上17mのところに収容人員30名の第一展望台があり、地上4mのところには、60名収容の展望台が設置されています。晴れた日には、遠くに伊豆七島や天城連山を望むことができます。

この周辺で行われるイベント「みそ汁祭」は、地元魚貝類が入ったおみそ汁が無料で振る舞われるとあって人気です。漁師さんのお味噌汁ならではの、おいしい味を体験できます。他に「自然観察会」等も有り多くの観光客も訪れ賑わいます。

 

【10】編集後記

大島を眺めるスポットとしてもお薦めのいがいが根。いがいが根の駐車場に車を止めて、少し歩いてみましょう。海の青と木々の緑を眺めながらのウォ―キングは良い酸素がいっぱいで気持ちが良さそうですね。

時々木々の上を見てみて下さい。リスが追いかけっこをしていますよ。

 

【11】城ケ崎の詳細情報

アクセス
 国道135号線伊東から下田方面へ 城ケ崎入り口交差点左折
電車 JR伊東駅よりバス / 伊豆高原駅よバス
駐車場 いがいがね(無料)・ 城ケ崎つりばし(有料)

 

 

 

-伊豆高原
-, , , , , , , , , , , , , , , ,

関連記事

海を眺める絶景露天風呂付客室の宿、伊豆高原「茄子のはな」【ふるさと納税の旅】

和の風情ある小径を通って茄子のはなへ Photo by 茄子のはな こんにちは。編集部のきらりです。温かみのある上質な和の空間で、ゆったりとしたひと時を過ごしたい・・・そんな方にお薦めなのが茄子のはな …

お子様・パパ・ママ・お爺ちゃん・お婆ちゃん皆が楽しめる!「アンダの森 伊豆いっぺき湖」

アンダの森スタッフさん達は皆お子様が大好き!お子様の「また行きたい!」の一言が嬉しい Photo by アンダの森 Triptimes編集のSAKURAです。 幼児連れの旅行でお爺ちゃんもお婆ちゃんも …

オルゴール・パイプオルガンをチャペルで演奏「伊豆高原ステンドグラス美術館・ミッシェルガーデンコート」

五感で癒されるスポットとなっています Photo by 伊豆高原ステンドグラス美術館 伊豆高原ステンドグラス美術館は、海辺にあるステンドグラス専門の美術館です。館内には英国から譲り受けた伝統あるステン …

絶景温泉・海洋深層水スパ・グルメ・ボウリングなど1日では足りない日帰り温泉「赤沢温泉郷」

北川方面の海岸線を望む露天風呂はから絶景を一望 Photo by 赤沢日帰り温泉 triptimes編集SAKURAです。伊豆に来たら開放感抜群の絶景温泉がお薦めです。赤沢日帰り温泉館は、自然豊かな海 …

英国の美しい田舎のアンティークホテルがコンセプト、ペット同泊OKの伊豆高原「別邸 石の家」【ふるさと納税の旅】

英国スタイルのお部屋で素敵な空間 Photo by 別邸 石の家 こんにちは。編集部のきらりです。 全室露天風呂付き客室で大切なわんこやねこちゃんとの静かで美しい時が流れる「別邸 石の家」。伊豆高原に …