triptimes

現地スタッフによる伊豆の観光情報メディア

伊豆ローカル情報

伊豆半島はどうやってできた?世界ジオパーク認定、伊豆のお薦めジオスポット8選

投稿日:

西伊豆・堂ヶ島の海岸線は自然の雄大さを感じます
Photo by triptimes

こんにちは、編集部のきらりです。

せっかく旅をするなら、なにか学びになることがしたい、という方も多いのではないでしょうか?その土地の歴史や風土、景色・・・お子様なら自由研究に毎年頭を悩ませるかも知れませんね。

そんな時、伊豆半島はどうやってできたのか?という太古の歴史が垣間見れるジオスポットに足を運んでみてはいかがですか?

伊豆半島の原型は、その昔、はるか南の海底の火山でできたことに由来されます。火山活動を繰り返しながら本州に衝突して現在の伊豆半島ができたと言われています。伊豆半島は世界ジオパークに認定され、各地に様々なジオスポットがあり、今注目を集めています。

今回は伊豆半島を旅しながら、探求心を満たしてくれるお薦めの絶景ジオスポットをご紹介します。

 

【1】LOVEパワースポット!ハート型に見える「龍宮窟」

神秘的で美しいビーチ「龍宮掘」
Photo by 下田観光協会

南伊豆・田牛の龍宮窟(りゅうぐうくつ)は、大きな海食洞の天井が一部崩れて、直径50メートルほどの天窓が開いたものです。「龍宮窟」の天窓は伊豆の各地にあるものの中でも最大級です。道路沿いの入口から洞窟を通って天窓の下に立つこともできます。

洞窟の壁には、海底火山から噴出した黄褐色の火山歴が美しく層をなし、天窓の底を満たす青い海水とのコントラストが神秘的な場所として人気です。最近は、メディアでもよく取り上げられて、一躍有名スポッとになりましたね。カメラでぜひ記念撮影をしましょう。

洞窟の上部を一周する遊歩道もあり、そこからは伊豆七島などを望む大海原を眺めることができます。天窓から覗き込むと、波が引いた瞬間にハートの形をした岸辺が浮かびあがり、恋愛のパワースポットとしても有名になっています。カップルでの旅行にぜひお薦めです。

 

【2】神秘的な天窓洞や夕日が有名な「堂ヶ島」

天窓屈には幻想的な光景が広がります
Photo by triptimes

西伊豆の海岸線はリアス式で変化に富み、素晴らしい景観や天然の良港があります。自然の雄大さ、歴史を感じる風景を目の当たりにできますが、特に有名なのが、堂ヶ島の天窓洞・三四郎島などです。陸からの景色、海からの絶景、両方満喫してみましょう。

海から眺めるには、洞窟めぐりができる船で行きます。予約が不要で、10~15分おきに出ているので待ち時間も少なく、とても人気のクルーズです。天候によっては船が出ないときもあるので注意しましょう。

天窓洞の中では、天気の良い日は太陽の光が海でキラキラと輝き、真っ青な海がそこに現れます。エメラルドグリーンの景色が広がる時もあり、まさに絶景です。季節・時間・天候により水の色が様々に変化し、とても神秘的な景色が広がります。私も初めてここに来た時は「すごい!」と何度も声を上げて感動してしまいました。

また、干潮時の海に道ができる三四郎島のトンボロ現象も有名です。普段は海で離れている三四郎島に歩いて渡ることができますよ。このエリアは伊豆半島の中でも代表的なジオパークのスポットで多くの人が旅行に訪れます。

 

【3】器を逆さにしたような美しい曲線の「大室山」

美しいシルエットの大室山は伊豆高原のシンボル
Photo by 伊東市

標高580メートルの山頂に、直径300メートルのすり鉢状の噴火口を持つ休火山で、全山カヤに覆われています。大室山は約4千年前の噴火によって、溶岩のしぶき(スコリア)や火山弾が火口周辺に降り積もり、できた山です。

リフトで誰でも気軽に登れる山頂はとても気分爽快で、相模湾に浮かぶ大島、伊豆七島、西側には天城連山、北側には富士山、箱根へ続く山々と360度の大パノラマを見渡せます。

緑に囲まれてのお鉢めぐりはとても気持ちが良くて薦めです。見渡す限りの絶景と広い空を眺めていると、「大自然の中にいる!」と実感できます。

大室山近くのお薦めのお宿はこちらです。
 

 

【4】城ケ崎海岸にある不思議な景色「いがいが根」

いがいが根から大島を望む眺め
Photo by triptimes

城ヶ崎海岸は、大室山が約4,000年前に噴火したとき溶岩が海に流れ出し、海の侵食作用で削られてできた、約9kmにわたる雄大な出入りの激しい溶岩岩石海岸です。そしてその海岸の一部に「いがいが根」があります。

「いがいが根」では溶岩流が平たく広がり、起伏の少ないテーブル状の場所から城ヶ崎海岸を広く見渡す頃ができます。
平たく広がった溶岩の表面には、溶岩が流れる際に、先に冷え固まった表面の「皮」が砕かれてできた「いがいが」が広がっています。自然の雄大さを感じられるワイルドな場所です。

 

【5】伊豆の最南端、雄大な自然が広がる「石廊崎」

海上安全や商売繁盛、学業成就の神「石室神社」
Photo by triptimes

石廊崎(いろうざき)に一面に広がる、ごつごつした岩は、海底に噴出した溶岩流です。溶岩が水中に噴出すると、水によって急激に冷やされ、バリバリに砕けた岩片の集合になります。熱いお湯を入れておいたコップを、冷水に入れると割れてしまう現象に似ています。

石廊崎の崖には蜂の巣のようにたくさんの窪みがあり、石室(いろう)神社はこの窪みを利用して造られています。ダイナミックで自然と一体になった神社で身を清め、自然のパワーを体に取り込む感覚を味わえると思います。絶景を撮影する為のカメラも忘れずに持っていきましょう。

石廊崎の沖は古くから難所でした。昔、江戸へ向かう商船が沖合で大波にあい、石廊権現に「帆柱を捧げるので波をおさめてください」と頼み、無事に江戸に到着できたという言い伝えがあります。

 

【6】名水百選にも選ばれている清流「柿田川」

水が湧き出る様子を間近でカメラに収めることができます
Photo by triptimes

柿田川は、駿東郡清水町を流れる狩野川水系の一級河川です。全長は約1.2kmで日本で最も短い一級河川です。大量の湧水を水源とする日本でも珍しい川です。柿田川は長良川・四万十川とともに日本三大清流に数えられているそうです。

約1万年前の富士山の噴火で流れ出した三島溶岩は、愛鷹山と箱根に挟まれた谷を流れ下り、柿田川付近にまで達しました。柿田川はこの湧水群の中でももっとも規模の大きな湧水で、柿田川公園内の至るところで湧水の湧き口「湧き間」を観察できます。

豊富な湧水は、周辺地域の飲料水としても利用されています。私はここの水を小さい頃から飲んで育ちました。いつでも美味しい水が飲めるって幸せなことだなと改めて思います。

 

【7】高原の自然を満喫できる周囲4kmのひょうたん型の「一碧湖」

四季折々の景色が楽しめるので何度訪れても楽しい
Photo by triptimes

一碧湖は「伊豆の瞳」と呼ばれ、静かで美しい絶景が楽しめる湖です。約10万年前の噴火でできた火口湖。爆発的な噴火でできた火口は「マール」と呼ばれる丸い窪地を作り出しました。

大量の細かい火山灰は水が抜けにくい環境を作り出し、湖となりました。水辺には県内でも珍しい植物が群生しています。チョウジソウの群生は県内で唯一自生していると言われています。

自然が残された湖畔には遊歩道が整備され、春には桜や新緑、秋には紅葉と、四季折々散歩しながら季節の移ろいを楽しむことができます。一碧湖は静かな雰囲気の中で自然を感じられるので、私もお気に入りのスポットです。

 

【8】夕日を浴びる景色が息を呑むほど美しい「黄金崎」

馬が海に口をつけているようです 黄金崎
Photo by 西伊豆観光協会

黄金崎は静岡県賀茂郡西伊豆町にある岬です。駿河湾に面し夕日で黄金色に染まる美しい崖で知られています。この崖の地層は海底火山の噴出物で、後に温泉水や地熱の作用によって変質・変色したものです。

ここには馬ロックと言われるパワースポットがあります。写真で見ると、本当に馬の姿に見え、まさに絶景です。

また、伊豆ジオパークビジターセンターもある休憩所の「こがねすと」では、周辺ジオサイトのパネル展示などもあります。

駿河湾が広がる展望デッキからは富士山や西天城の山稜を見渡すことができます。

 

【9】編集後記

伊豆半島ジオパークは、今回、ご紹介した場所以外にも、伊豆全体に様々なジオスポットがあります。季節によっても様々な表情を見せてくれるので1年を通して楽しめます。自然が作り出した美しい景色、自然の恵みを感じながらカメラを片手に伊豆旅行を満喫して下さい。

 

-伊豆ローカル情報
-, , ,

関連記事

伊豆高原のシンボル的なジオスポット・国の天然記念物「大室山」

約4,000年前、大室山が噴火して溶岩が海へ流れ出しました Photo by triptimes 器を逆さにしたような美しい曲線の大室山は、伊豆高原のシンボルとして、国内外から訪れる観光客から伊豆高原 …

車いすの方も楽しめる!バリアフリー設備のある伊豆の観光スポット

こんにちは。編集部のきらりです。 障害を持った方や年配の足が悪い方が、たまには旅行をしたい、いつもと違う場所に行って楽しみたいと思うことは多いと思います。でも実際には、どこが安心して楽しめるのか、介助 …

商売繁盛・勝負運上昇・合格祈願のパワースポット!毎年多くの人々が訪れる「三嶋大社」

JR三島駅から徒歩で約7分のところにあり、初詣では多くの人で賑わいます Photo by triptimes こんにちは。編集部のきらりです。今回ご紹介するのは、初詣には毎年60万人以上が参拝するとい …

深海魚の聖地・戸田。道の駅「くるら戸田」は日帰り温泉や足湯も楽しめる

西伊豆戸田(へだ)は漁業が盛んな港町 Photo by triptimes こんにちは!編集部のきらりです。今回はご紹介するのは、風光明媚な港町、西伊豆・戸田です。 戸田は昔から漁業が盛んで、特に駿河 …

絶景ポイント・ガソリンスタンド・コンビニなど国道135号線伊東~東伊豆のドライブ情報

Triptimes編集のSAKURAです。 伊豆の東側のメインロード国道135号線。伊東・東伊豆へ行く時に多くの人が利用する道です。より快適なドライブ旅行になるよう、「知っておいて便利!得した!」と思 …