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商売繁盛・勝負運上昇・合格祈願のパワースポット!毎年多くの人々が訪れる「三嶋大社」

投稿日:2020年1月16日 更新日:

JR三島駅から徒歩で約7分のところにあり、初詣では多くの人で賑わいます
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こんにちは。編集部のきらりです。今回ご紹介するのは、初詣には毎年60万人以上が参拝するという三嶋大社です。地元だけでなく、商売繁盛、勝負運上昇を願って全国各地からお参りに来る方が多い神社です。

近年、パワースポットとしての注目も高まっています。JR三島駅から徒歩で約7分とアクセスも良好です。

【1】三嶋大社が人気の3つの理由

1.商売繁盛、勝負運アップのご利益をあやかりたいと願う人が多数

2.桜や池など風情ある境内は散策していて気持ちが良い

3.JR三島駅から徒歩で行けるアクセスの良さ

 

【2】三嶋大社の御祭神

大山祇命(おおやまつみのみこと)

山林農産の守護神
鎌倉時代の「東関紀行」「源平盛衰記」「釈日本紀」

「二十一社記」「日本書紀纂疏」などの史料に見え、古くから信仰されてきた神様です。

積羽八重事代主神(つみはやえことしろぬしのかみ)

「出雲大社」の御祭神である大国主命(おおくにぬしのみこと=大黒さま)の息子にあたり、「恵比寿さま」として親しまれています。恵比寿さまと言えば、福徳の神として、商業、工業、漁業に携わる人々から、厚い崇敬を受けています。

江戸時代までの御祭神は大山祇命とされていましたが、幕末に事代主神説が国学者の支持を得たため、明治6年(1873年)に事代主神に改められました。

その後、大正時代に入って大山祇命説が再浮上したため、2柱説が昭和27年(1952年)に制定されて現在に至っているということです。

大山祇命と積羽八重事代主神、この御二柱の神を総じて三嶋大明神(みしまだいみょうじん)と称しています。

 

【3】三嶋大社の起源

創建の時期は不明ですが、古くより三島の地に御鎮座し、奈良・平安時代の古書にも記録が残っているそうです。

三嶋神は東海随一の神格と考えられ、平安時代中期「延喜の制」では、「名神大」に列格されました。社名・神名の「三嶋」は、地名ともなり、現在の三島市があります。

中世以降は、武士の崇敬も厚かったと言います。『吾妻鏡』によると、源頼朝は挙兵直前に安達盛長に対して三嶋社への奉幣を命じ、源氏再興を祈願しました。その後、伊豆北条氏と組んで目代の山木兼隆を討ち取ったり、平家軍との戦のため西に向かう際にも、三嶋神を拝んだといいます。

頼朝が開いた鎌倉幕府は、三嶋大社を鶴岡八幡宮や二所権現(伊豆山神社・箱根神社)と並んで信仰していました。頼朝以後も鎌倉幕府将軍は代々三嶋社に参詣しており、特に4代将軍・藤原頼経は最も多くの参詣を行なったと言われています。

頼朝旗揚げ成功以来、武門武将の崇敬厚く、また、東海道に面し、伊豆地方の玄関口として下田街道の起点に位置し、伊豆国 一宮として三嶋大明神の称は広く天下に広まっていきました。その後、明治4年の近代の社格制度では、官幣大社に列せられています。

また、平成12年には、御本殿が重要文化財に指定され、当社の文化的価値の高さも再認識されています。

境内にある、「三嶋大社の金木犀」は国の天然記念物にも指定されています。

境内には緑が多く、気持ちがリフレッシュできます
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【4】広々とした境内

本殿

荘厳な造りの本殿で心清らかにお参りを
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三嶋大社の建造物の中でも、平成12年に重要文化財指定を受けた本殿・幣殿・拝殿。嘉永7年(1854)11月4日の東海地震で罹災し、その後矢田部盛治によって再建された社殿です。

社殿の彫刻は、当代の名工小沢半兵衛・小沢希道親子とその門弟のほか、後藤芳冶良らによるもので社殿彫刻としては高い完成度と美術的価値が高いそうです。他に、舞殿・神門等に、欅材を用いた装飾用の優れた彫刻が施されています。

建物の装飾も素晴らしい。隅々までじっくり見ていると、その精巧さに驚きます
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舞殿

舞殿は御殿の手前にあります。「二十四孝」という中国に伝わる親孝行のお話を題材にした彫刻が巡らされています。この二十四孝というのは、今からおよそ700年ほど前、中国の元の時代に郭居業(かくきょぎょう)がまとめた物語です。

「欄間」と、その上の「小壁」に1話ずつ物語が描かれ、1面に3組6話を配し、四方で24話が彫られています。

伊豆魂神社

三嶋大社の神域の中に、末社 伊豆魂神社(いづたまじんじゃ)が鎮座しています。大社の杜に囲まれたこの社には、伊豆一円の戦没者の御霊2375柱が祀られています。戦没者への慰霊と感謝の心を捧げ、平和を祈る慰霊祭は、終戦後、三島では、昭和23年11月18日が最初の祭となります。

神馬舎

安置されている御神馬は慶応4年(1868年)に造られたものです。
古来より、三嶋大社の神馬は、毎朝神様を乗せて箱根山に登ると言う伝説が古くから言い伝えられています。

厳島神社

池に浮かぶように佇んでいる厳島神社
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北条政子が勧請したとされる神社で、安産や裁縫上達の信仰があり、辨天様とも称され芸事上達の信仰もあるそうです。

腰掛石

源頼朝が、平家追討の心願を込めて百日の日参をした折、北条政子と腰を掛けて休息したといわれていた石です。

大きな注連縄をくぐると本殿に続きます
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【5】宝物館にも立ち寄ってみよう

三嶋大社の歴史と資料が展示されていて、時間があったらぜひ立ち寄ってみることをお薦めします。

また、北条政子奉納国宝「梅蒔絵手箱」の完全な模造品を展示しています。「梅蒔絵手箱」は、当時の最高技術を結集させたものとして一見の価値があるそうです。

その他にもさまざまな文化財が収蔵されていて、年に数回、展示内容を変えながら、公開しています。

国の重要文化財

重要文化財 「太刀 銘 宗忠」
重要文化財 「脇指 銘 相模国住秋義」
重要文化財 「紙本墨書般若心経源頼家筆 建仁三年八月十日」
重要文化財 「三嶋大社矢田部家文書」 592点

静岡県の重要文化財

「三嶋本日本書紀」 (国指定 重要美術品)
「田祭・御田打ち神事」 (無形民俗文化財 神事)

季節の花

三嶋大社の境内には15種200本の桜が植えられており、2月寒桜から始まり、3月下旬から4月上旬にかけては多くのお花見客で賑わいます。

神池にかかる枝垂桜、参道沿いのソメイヨシノなど、桜が咲くと境内が一気に華やかになります。

また、秋には金木犀の良い香りが境内に漂います。金木犀は国の天然記念物にも指定されています。樹齢は1,200年を越えると推定される巨木で、現在もっとも古く、かつ大きなモクセイとして知られています。円状に広がり、地面に届くほど垂れている枝先は実に見事です。この長さが、この木の生きた歳月の長さを物語っています。

秋には金木犀の甘い香りが境内に広がります
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9月上旬から中旬にかけ、黄金色の花を全枝につけ、再び9月下旬より10月上旬にかけて満開になります

 

【6】名物「福太郎」を味わおう

昔から参拝客に愛されている「福太郎」
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三嶋大社の名物といえば「福太郎」というお餅です。“こしあん”でくるんだ草餅です。静岡茶と一緒にお召し上がり頂けます。餅米も小豆も厳選されたものを使い、無添加で作られているので自然の香りが口の中に広がります。

もちろん、お土産としての購入もできますよ。

~「福太郎」の起源~

1月7日午後1時より、御殿にて田祭(たまつり)が斎行され、引き続き舞殿では、静岡県無形民俗文化財に指定されている「お田打ち神事」が行われます。

「お田打ち神事」の起源はとても古く、平安時代ともされ、鎌倉時代になると盛んに行われたと考えられています。その後、室町時代には狂言形式の芸能として調えられたと考えられます。

白いお面を付けた舅(しゅうと)の穂長(ほなが)がその年の恵方(えほう)から登場し、黒いお面を付けた婿の福太郎(ふくたろう)とともに、苗代所の選定から種まき、鳥追いまでの稲作行事を狂言風に演じます。

「お田打ち神事」のように、年頭に当たって、その年の五穀豊穣、天下泰平を祈る神事のことを予祝神事(よしゅくしんじ)といいます。

当日は、神事に続いて、紅白の小餅や種もみがまかれ、これらと共に「福」を授かろうと、大勢の参拝者で賑わいます。このお田打ちに登場する「福太郎」は、神事における役割と、その名前から、福を授けるものとして、「福の種蒔く福太郎」と呼ばれ、親しまれています。

今日では、そのお顔は おもち にもなって、頂く多くの人々に福を授けています。また、おもちは命を強化する食物です。草餅に含まれるヨモギは、古来より邪気を払うとされ、野草の中でも滋養に富み、特にカルシウムが多く昔から人々に食されてきました。

合格祈願、商売繁盛など客殿の祈祷受付もしています
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【7】編集後記

三嶋大社は初詣、結婚式、七五三など、節目の時に多くの人が訪れます。地元の人はもちろん、有名人の結婚式が行われた事もあり、遠方からの参拝客も多いのです。三嶋大社に寄った後は、周辺をぶらりと散策して、美味しいものや楽しいお土産を探すのもお薦めです。

三嶋大社への参拝前後にお薦めの宿はこちら

 

 

【8】三嶋大社の詳細情報

電話番号 055-975-0172
住所 静岡県三島市大宮町2-1-5
宝物館 開館時間 9:00~16:30(入館は16:00まで)
アクセス
東名高速道路 沼津ICより車約10分
電車 JR東海道新幹線、東海道線「三島駅」から約7分
駐車場 55台 乗用車 1時間200円
※正月期間(12/31~1/3)、例祭期間(8/15~8/17) は境内横の駐車場は閉鎖となります。
近隣の市内駐車場をご利用下さい

 

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